お伊勢参りのお土産に!伝統ある伊勢型紙の手ぬぐい
日本随一のパワースポット・伊勢神宮。
お伊勢参りの際には、参道のおはらい町、おかげ横丁へ立ち寄るのも、楽しみの一つですよね。
そのなかのお土産屋さんでも見つけました、手ぬぐい。そこでよく見かけたのが、『伊勢型紙』を使った手ぬぐいです。
伊勢型紙とは
画像元:http://www.webdice.jp/event/detail/13355/
伊勢型紙とは、和紙を加工した紙に彫刻刀で、文様や図柄を丹念に彫りぬいた型紙。柄や文様を着物の生地に染めるのに用いるもので、伊勢の地で作られた千有余年の歴史を誇る国の伝統工芸品です。
伊勢型紙による手ぬぐい
伊勢型紙で作られた手ぬぐいは、おかげ横丁の『神路屋』という土産物屋でも、いろいろな種類が販売されています。わたしはお伊勢参りのたびに、こちらで購入。
これは7年くらい前のもの。主張しすぎない花模様が素敵です。
こちらは最近買ったものです。神路屋さんオリジナルなのかな?
どこか北欧を感じさせる模様。同じ模様が繰り返されていますが、よく見ると少しずつ違っていて、どれも同じものがありません。職人さんが手で彫って型紙を作っているからこその、何とも言えない味わいを感じます。
おかげ手ぬぐい
こちらは「おかげ手ぬぐい・うまし国巡り」というもの。伊勢地方の見どころが描かれています。伊勢地方で織られた伊勢木綿に、伊勢型紙を用いて、注染という手法で染められています。
伊勢地方の伝統的な手法が満載、しかも、柄は遊び心がありつつ、センス良くまとまっているなぁと思います。そして緑青(ろくしょう)という和の色が、何とも言えない雰囲気を感じさせます。(他の色もあるようです)
折りたたみ方で、模様もこんな感じにでます。この波のような模様は、伊勢湾を表しているようですね。
「おかげ手ぬぐい」シリーズは、常若屋オンラインショップでも購入可能です。
お伊勢参りのついでに手ぬぐいを
手ぬぐいの何がいいって、お土産に買っても、普段使いにできるところだと思います。旅先の1枚が鞄の中に入っていると、思い出も蘇える!
というわけで、お伊勢参りのお土産に、伊勢地方の伝統的な工芸品を手軽に味わえる手ぬぐいを、ぜひどうぞ。持ち帰るのにかさ張らないのも、ポイントが高いです。